taniguchimasakazu20180820

今週のキーワード「Sense of Choice」

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このキーワードは、感性こそが全てを決定づけていることを表しています。量から質への転換は、まさに感性型市場構造の到来を告げました。それは、繰り返し鍛錬を積み重ねる修行のごとく何かを極めれば、極めていくほど感性能力による違いが、鮮明に浮かび上がってきます。0 コンマ1秒を競う100m 走や150 キロの速球を数センチのミートポイントで打ち返すプロ野球選手も、日々の絶え間ないフィジカルトレーングによって身体能力を最大限にまで高めていることでしょう。しかし、ある一定の場を超えると、天性やセンスがなければ越えられない壁が立ち塞がります。これはビジネスにおいても同様で、ビジネスチャンスを掴み取るための感性が求められてくるのです。確かに感性は天性によるものかもしれません。しかし、感性はそれぞれ固有のセンスがあり、どのセンスを活用するのかについては、我々に与えられた個々の才能によって違ってきます。ビジネスに限らず、音楽やファッションなど様々な活かし方がある中で、それぞれのセンスが磨かれていきます。そこに役割が生じてくるのです。この認識をこの言葉は教えてくれています。

■センスで決まる極地。
甲子園を目指す高校球児約17 万人のうち、10 万人以上は一度も試合に出ることなく高校で競技を終える。その中、高校野球では3 番手ピッチャーだった植木大輔選手は大学時代に始めたアメリカンフットボールで日本代表の座を射止めるほどにまで成長。野球とアメフトを経験した彼は「野球をセンスのスポーツ」とし「150 キロの速球を打つときのミートポイントは身体能力ではなくもはや感性の域」と語る(文春オンライン 8/13)

■小説のような世界観を伝えるビール。
キリンのクラフトビールブランド「ブランドキリン」は今年4 月に「ひこうき雲と私レモン篇」、6 月に「雨のち太陽、ベルジャンの白」を発売。ネーミングを小説風にすることで普段、ビールを飲まない人でも思わず手を取りたくなるようなパッケージに。企画部の独断で決定されているグランドキリンの季節限定商品で垣間見える遊び心に注目(NIKKEI DESIGN 8 月号)

■にわかに浮上する新たな2030年問題。
日本のIT人材不足が深刻化。経産省の調査によると、現時点で約10万人、2030年には最大約80万人の人材が不足するとされている。その中、「仕様書通りに作る普通のプログラマーではなく、数理的な理屈を理解してかけるトッププログラマーの育成が急務」と東大准教授の山口利恵は語る。「センスある人材を育成するため、数学の抽象概念となる情報教育のあり方を見直す必要がある」とも(ビジネスIT+ 8/7)

《情報分析》
株式会社ジャパンライフデザインシステムズ
代表取締役社長・マーケティング・コンサルタント 谷口正和

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