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今週のキーワード「なつかしき未来」

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【IMAGINAS】今週のキーワード「なつかしき未来」…なつかしさから見える未来の姿をイメージしましょう。

生活者が、懐かしさの中に未来を見出していることを表したキーワードです。たとえ知らない場所、物、体験、人物であったとしても、なぜか我々はどこか懐かしさを感じてしまいます。それは、我々のDNA に刷り込まれた感覚として、不思議と心地よさとなっているのでしょう。その快感が、知らない存在であってもその価値を誘引し、自らの価値と融合し、次なる未来へと継承されていきます。つまり、懐かしさから新たな価値が生まれているのです。それが、素敵な未来として社会全体と繋がっていきます。アンティークにどこかノスタルジーを感じる理由は、そこに価値の生まれ直しが起こっているからです。それらを懐古主義として捉えるのではなく、そこから新たな価値が芽生えていくというサイクルを受け入れて行かなければなりません。とりわけ、人生100 年時代の今、懐かしさに浸っているだけではなく、誰もが価値観を刷新し、生まれ直していくことが求められます。未来を見据える時、古き良き時代に思いを馳せるだけではなく、新たな価値が芽生えているということを心に留めておきましょう。

■漫画の新ジャンルは“おばあちゃん”。
講談社の『傘寿 まり子』、新潮社の『大家さんと僕』などおばあちゃんをヒロインにした漫画がヒット。恋をしたり、ネットカフェに行ったり、前向きに日々を過ごす高齢者の姿が40~70 代の女性を中心に幅広い世代から支持。担当編集者は「これらの漫画のキーワードは『ノスタルジック』。疲れている現代人は懐かしいものに癒される」とみる。新たな漫画のジャンル、読者層の開拓に期待が高まる(日経 2/20)

■「著作権70 年」から見る才能の枯渇。
TPP 交渉のねじれで発生した著作権保護期間の70 年延長。そもそもクリエイターを守るための権利が、かつてコンテンツの黄金時代を築いた米国が、その遺産で食いつなぐ単なる「データビジネス」アイテムとなっていることに作曲家の伊東乾は警鐘を鳴らす。さらに「文化のクオリティを保持し続ける上では、ネット社会にあった全く別のビジネスモデルを確立することが喫緊の課題」と締めくくった(JBPRESS 2/19)

■車よりも樹齢数百年の「一枚板」。
「購入者は40~50 代の他、ミレニアル世代の割合も高い」と一枚板の販売を手がけるWONDERWOOD の坂口祐貴CEO。「ミレニアル世代は、大量生産・大量消費された車よりも、樹齢1000 年以上の本当に価値のあるものを買いたいと思っている」とし「一枚板は、樹齢と同じ年数使えると言われており、車の代わりにローンで購入する感覚だ」という(日経トレンディネット 2/15)

《情報分析》
株式会社ジャパンライフデザインシステムズ
代表取締役社長・マーケティング・コンサルタント 谷口正和

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