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今週のキーワード「ナオミ・インパクト」

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突き抜けていく個が、社会全体を牽引していくことを表したキーワードです。テニスの四大大会の全米オープンを制した大坂なおみ選手の姿から垣間見えた未来へのシナリオを表しています。成熟した社会では、「豊かさ」とは何かという価値の再考が常に行われます。これは、生活者が自分の生き方に対して興味を持ち始めたことを意味し、自らが主人公となり、世界に飛び立って行こうという意識を芽生えさせたということです。一方で、近頃、メディアを賑わしている体罰問題は集団における悪しき風習であり、時代錯誤の感覚を覚えてしまいます。新たな歴史の第一歩となった大坂選手の快挙は、集団ではない個の力があったからこそ、成し遂げられた栄冠だとも言えます。つまり、時代は日々の時間の流れに身を任せて漠然と生きていく生き方から自己学習の時代へと転換しています。自己を信じ、トレーニングを積み重ねていく経験が自信となり、世界へと突き抜けていく。この「ナオミ・インパクト」は、スポーツの世界に限らず、未来を切り開いていくために必要な共通言語として、それぞれの心の中に刻み込んでおきましょう。

■日本人史観を凌駕していく個性。
テニスの全米オープンで日本人初の快挙を成し遂げた大坂なおみ選手。ハイチ系米国人と日本人のハーフで180cm という恵まれた体格から繰り出す200 キロ近いサーブが武器。「運動生理学の面で瞬発系競技は先天的に黒人選手が有利で、五輪種目における日本選手のメダルの可能性はゼロに近い」とし「黒人とのハーフに対する注目度が高まる」とジュニア育成の関係者。国籍に肌の色は関係ない(ニフティニュース 9/12)

■強い女性像、badass(バッドアス)。
SNS を中心に大手メディアで使われるようになった「badass」。もともとネガティブな意味だったが、主に女性に対して「堂々としている/自信に溢れている」という褒め言葉で使われるように。特にこの2、3年は「badass grandma」が登場し、映画やドラマのキャラクターにも。世間の物差しから解放された自由な姿に憧れる女性が多いことも後押し(NewSphere 9/10)

■最新作『男はつらいよ』のキャスト事情。
『男はつらいよ』の最新作が公開される。主演は渥美清さんのまま、寅さんの家族の物語を新たに撮影し、過去の出演場面をミックスさせて構成する。今回、おいちゃん、おばちゃん、タコ社長など主要人物が他界しているため、新作映像で別の俳優を起用するとかえって配役にズレが生じてしまう。最後の撮影から大幅に変わってしまったキャスト事情に山田洋次監督の手腕に注目が集まる(J-cast ニュース 9/8)

《情報分析》
株式会社ジャパンライフデザインシステムズ
代表取締役社長・マーケティング・コンサルタント 谷口正和

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