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今週のキーワード「災害共生」…「災害」とも共生し、住まう時代へ。

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【IMAGINAS】今週のキーワード「災害共生」…「災害」とも共生し、住まう時代へ。《情報分析:株式会社ジャパンライフデザインシステムズ 代表取締役社長・マーケティング・コンサルタント 谷口正和》

豊かなライフスタイルを実現するための一つの手段として自然との共生という選択肢があります。大自然の中でゆったりと時を過ごすライフスタイルは多くの人が思い描く理想ではないでしょうか。しかしながら、自然との共生は、災害とも隣り合わせです。そうした危険を伴う災害を排除するのではなく、受け入れていく生き方を表したキーワードになります。島国である日本は、いくつもの活火山を要する災害列島と言えます。そこで培われてきた日本人の気質として、八百万の神信仰があります。四季折々に起こる自然災害ですら、敬いながら生きる我々には、危険因子すらも共生できる包容力が備わっています。危険を厭わない感性をビジネスに転換させていくことで、新たなソリューションへとつながっていきます。あなたの身近にある課題をどのような認識で捉えていくのか。この捉え方が次なるチャンスへとつながっていきます。これまで、私たちは自然と災害をどのように捉えて、見つめてきたのか。そして、どのように捉えるべきなのか、改めてこの災害共生というキーワードは教えてくれています。

■ハワイ島噴火、それでも住み続ける訳。
米ハワイ島のキラウェア火山噴火により、住宅が立ち並ぶレイラニ・エステートのすぐ近くの地面に亀裂が生じ、有毒ガスと溶岩が噴出し住民数百人が避難。それでも噴火する火山の近くに住むのは火山に頼って生活している人が多いため。火山から得られる地熱エネルギーで電力をまかない、観光客相手にしたビジネスも展開。ハワイ島の静かな環境にはリスクを負うだけの価値がある(ナショナルジオグラフィック 5/11)

■凄惨な自然災害と生きるインドネシア。
自然豊かなインドネシアでは、日常的に凄惨な災害が発生。あまりに頻繁に起こるため、災害が日常の一部になっているという。メラピ火山の近くに住む男性は、10 年前に噴火が起きてもその場を離れない。農家は火山灰によって豊かになった土壌でコーヒーを栽培し、鉱夫は硫黄と火山砂を集め販売。ガイドは観光客を対象にビジネスにつなげているという(WWD 5/11)

■自然林にみる調和のとれた理想の未来。
「各人が生き生きと自分らしく、過当競争ではなく妥当な範囲での競争を繰り返し、調和的に生きる社会は、自然栽培や自然林に似ている」と慶應義塾大学の前野隆司教授。その上で、「科学技術が発展した未来社会だからこそ、遠隔通信や遠隔勤務を活かして自然林の中で自然と共に生きるような世界が実現できるのではないか」と続ける。これこそ、東京が目指すべき、未来の都市のあり方(THE PAGE 5/15)

《情報分析》
株式会社ジャパンライフデザインシステムズ
代表取締役社長・マーケティング・コンサルタント 谷口正和

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