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今週のキーワード「特集体験」

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【IMAGINAS】今週のキーワード「特集体験」…生気軽に試せる仕掛けを編み込んでいきましょう。

人生100 年時代の今、生涯現役という価値観のもと、生活者たちは学びに邁進しています。その潮流に合わせるように様々な体験ができるメニューを集中投下させていく必要性を表したキーワードです。体験の蓄積こそが、生活者自身の個性になっていきます。つまり、体験をどれだけ積んでこれたかということが個性を磨くことにつながるのです。積み重ねた体験は個人の限定性を高め、その人だけのオリジナリティとなります。積み重ね、蓄積した体験がきっかけとなって、情熱たぎる新たなアイデアとして発芽した時、社会全体を巻き込むムーブメントとなるイノベーションにつながっていくでしょう。生活者の要求が自己表現から自己実現へと高まっていく中、あなたの周辺には、どれほどの自己成長の場が用意されているのでしょうか。自己実現という最上級の欲求を叶えるために生活者は素敵な体験を求めています。その人だけのオリジナリティを求めている以上、体験学習のメニューも一つだけではなく、二つ、三つと連動させていく特集化のシナリオを用意し、唯一無二と呼べる仕掛けを提供していきましょう。

■店舗は“集まり場” という体験型へ。
中川政七商店は表参道店を体験型ショップ「まるごと中川政七商店」としてリニューアル。「商品は手作業で作られる工芸品。しかし、その良さも一度試さないと伝わらない」と担当者。そこで、試飲と試食のサービスに加え、スタッフの実演サービス、靴下などの試着サービスなど「試せる」体験を用意。店舗を買い場・売り場という概念から“集まり場” という新しい店舗のあり方を目指す(ブレーン 3 月号)

■蔦屋書店の人気は“価値の空白地帯”。
「デジタル時代のビジネス特有の“デジタル・ディスラプション(創造的破壊)” によって“バリュー・ベイカンシー(市場における価値の空白地帯)” を引き起こしている」と神戸大学の栗木契教授。「消費者はネットショップの利用を増やす中で五感を刺激する体験をリアル店舗に求めている」とし「ブランドの世界観の体感やリアル空間の居心地の良さに対応したのが、蔦屋書店の成功の秘訣」と分析(PRESIDENT Online 2/15)

■経済格差が自然体験にも影響。
自然体験の多寡が子供の思考力やコミュニケーション能力の育成に大きく影響する中、文科省の2016年度「子供の学習費調査」によると、幼稚園と小学校での野外体験、スポーツ・文化活動など学校外活動において、家庭の経済力による格差が生まれつつあることが明らかに。背景としては自然体験や子供の集団活動にお金がかかるようになった社会の変化が影響(産経ニュース 2/14)

《情報分析》
株式会社ジャパンライフデザインシステムズ
代表取締役社長・マーケティング・コンサルタント 谷口正和

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