「人生を変えるものと出会うには」佐渡島庸平氏
印刷する12月7日(木)開催の文化経済研究会にゲスト講師としてご登壇いただきます、佐渡島庸平氏との打ち合わせに伺ってまいりました。
株式会社コルク代表取締役社長 佐渡島庸平氏
撮影:神戸健太郎
大手出版社を敢えて退職し、株式会社コルクを立ち上げ、作家エージェント業を始めた佐渡島氏。その決断には勿論、並々ならぬ覚悟がありました。それは“作家や作品に惚れ込み、運命を共にする覚悟”と言い換えることが出来るかも知れません。
ところで、学生時代は年間200冊ほどの書籍を読んでいたという佐渡島氏。
「人間って、本当に好きなことと出会うと変わると思うんです。例えば、人生を変える本というのは数百冊読んで1冊出会えるか、というものではないでしょうか。それくらい読書量を重ねてこそ、本気で面白いと思うものに出会える。数冊読んだくらいで惚れ込む本には出会えません。美味しい料理にしてもそうですね。数百軒と通ってこそ本物に出会える。そういったものとの出会いは2、3年にひとつあれば良い方なのだと思います」
とのこと。佐渡島氏のコンテンツ観の一端が垣間見える、印象的なお話でした。
12月7日(木)開催の文化経済研究会では、氏とコルクのこれまで、そして時代に即したスピード感と「作家を育てる」強い信念に満ちたコンテンツ・メイキングに学びます。
次回、文化経済研究会のお知らせ
2017年12月7日(木)
第92回 定期セミナー 研究テーマ 「メディア構想力」
ゲストスピーカーにC Channel株式会社 代表取締役 森川亮氏、株式会社コルク 代表取締役社長 佐渡島庸平氏をお招きして開催致します。
■開催日時:2017年12月7日(木)14:00~17:00
■会場:アイビーホール青学会館 3階「ナルド」(東京都渋谷区渋谷4丁目4番25号)
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