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幸福を追求する生活者たち〜『溶解する社会 Free Style Shift』からの提言

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全国書店並びにアマゾンで販売を開始した谷口正和の新刊『溶解する社会 Free Style Shift』。社会が変貌し続ける中、組織、働き方、生き方も変えていかなければならない。日本の未来を照らし続けていくために取りまとめた書籍の一部を抜粋し、ここで紹介します。

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思い込む熱量を

暮らしを便利にさせる家電や家具などが一家に1台以上備わるようになり、さらには携帯電話までもが一人1台以上を持っているという暮らしを手に入れているにもかかわらず、人の幸福度は比例して高まっているとはいえないように感じる。
かつては、QOLの指標とされてきた、暮らしを便利にさせる家電や、彩りを与えるインテリアに囲まれた暮らしこそ幸福であると、思い込みながら暮らしてきた。
しかし、便利な暮らし、素敵な暮らしが多様化した時代、生活者にとって「幸福とは何か」という究極の問いに対して、物があること自体が解とはならなくなった。そういう意味では、生活者の欲望は尽きることがない。すると、昨今の「暮らしを向上させる」というミッションは、果たしてどのように実現されるのだろか。これはひとえに、生活者一人ひとりの価値を信じ抜くことが基軸となってくる。
言い換えれば、我々自身が「生活者の暮らしを豊かにする」という信念を持って取り組む、つまり、我々こそ「思い込み」が必要となってくるのだ。しかし、生活者全員に広く「暮らしが豊かになった」と思ってくれることを期待してはならない。我々の信念に共感する一部の生活者たちに幸せを感じてもらえばいい、というほどの、ある意味エゴイストとなって事業に取り組むことが求められる。つまり、会社としてではなく、一個人であるあなたの思いや信念が深まれば、深まるほどに、共感する生活者の幸福度は高まっていくのだ。
この発想は、アスリートたちの考え方に近い。彼らは勝つイメージを繰り返すことで、夢を引き寄せている。強く思うこと、信じる軸となるものによって、行動を変えていく。これは、社会においても同様にいえる現象で、イノベーションを巻き起こすためには不可欠な要素となる。
さらに情報社会を迎えたことで、生活者の情報感度は高まっている。その高まった感度を見ていると、目の前に新たなビジネスが眠っているように思えてならない。

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『溶解する社会 Free Style Shift』
出版:ライフデザインブックス
定価:700円+税

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